『舞姫』に触れる
テーマ:読書
先日、図書館で森鴎外著『舞姫』の現代語訳版を借りました。
昔から「名著に触れておきたい。それが教養ってもんでしょうが!」と、無駄に高い読書意欲を持ちながら、字体や文体が古臭くて結局避けていたので、この現代語訳版にはすぐ食いつきました。
しかし、読んでみると、思った以上に普通。
そんなはずはないさ、何か原因があるはず。
思うに、現代語訳で読んでしまった事が大きな原因かと。
やはり名著を味わう醍醐味の1つは、旧字体や旧文体での日本語表現を味わう事にあると思うのです。現代語訳ではそこが欠落してしまうわけで。
その結果、『舞姫』という名作が、“単なるエリートの海外恋愛体験談”的なものになってしまった。これじゃあいのり日記とそう大差無いじゃないか(笑)
まぁ明治時代においては、留学先での色恋沙汰って事自体がセンセーショナルな内容だったかも知れませんけど、一応現代人であるボクが同じ感覚で捉える事は困難です。おまけに現代語訳で読んだとあっては尚更。
やはり名著を読むにも、それ相応の教養が必要なのですね。今の私には、その教養が無い。そしてそれを身に付けようという意欲も無ぇ(笑)
なのでね、結局イージーリーディング的なものに辿り着いてしまうわけですね。
先週読んだのは、さくらももこ著『さるのこしかけ』です。これはこれでとても面白かったですよ。何せ眠くならずに読めたし(笑)
こういう気楽に読める本を、部屋で音楽を聞きながら読む休日が大好きだったりして。おかしのまちおかで仕入れてきた安菓子をお供にね。
今日の1曲 Modern Love/David Bowie
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